盛岡がロケ地になった映画一覧
花くれないに
- 監督/田畠恒男
- 原作/阿木翁助
- 脚色/猪俣勝人
- 出演/高橋貞二、小山明子 ほか
[昭和32年・松竹]
- 解説
- 田舎町の男子高校に赴任した熱血教師を主人公とした、いわば「盛岡版坊ちゃん」。NHK連続ラジオドラマを映画化。盛岡市内で約1ヶ月のロケが行われた。
- ロケ地
- 盛岡城跡公園、盛岡駅、八幡宮、中ノ橋、上ノ橋など
北上川の初恋
- 監督/井上芳夫
- 脚本/相良 準
- 出演/六本木真、江波杏子 ほか
[昭和36年・大映]
- 解説
- 作者不明ながら全国的に流行した「北上夜曲」を背景に各社がこぞって競作した作品群の一作。観客動員数のトップが本作であった。
- ロケ地
- 盛岡城跡公園、盛久工房、夕顔瀬橋、盛岡駅など
同胞(はらから)
- 監督/山田洋次
- 脚本/山田洋次、朝間義隆
- 出演/寺尾 聰、倍賞千恵子、大滝秀治、下條アトム ほか
[昭和50年・松竹]
- 解説
- 昭和49年に松尾村を舞台に地元青年団と劇団が協力し公演を実現させる実話を基にした感動の青春物語。
- ロケ地
- 旧盛岡バスセンター、岩手銀行赤レンガ館、東北銀行本店など
サッちゃんの四角い空
- 監督/長谷部利朗・山田 健
- 脚本/長谷部利朗
- 出演/難波香織、丘さとみ、犬塚 弘 ほか
[昭和54年・馬道プロダクション]
- 解説
- 公開時に「人間が人間として生きるとはどういうことだろうか、そのことだけを考え続けた」と長谷部監督が語った「生命の讃歌」をテーマとした作品。
時代屋の女房
- 監督/森崎 東
- 脚本/森崎 東、荒井晴彦
- 出演/渡瀬恒彦、夏目雅子、津川雅彦、中山貴美子 ほか
[昭和58年・松竹]
- 解説
- 村松友規の直木賞受賞作品を映画化。主人公の渡瀬恒彦が、夏目雅子演じる正体不明のヒロインを追って盛岡を訪れる。
- ロケ地
- 盛岡城跡公園、木津屋本店(惣門)、上ノ橋など
男はつらいよ~夜霧にむせぶ寅次郎~
- 監督/山田洋次
- 脚本/山田洋次、朝間義隆
- 出演/渥美 清、倍賞千恵子、中原理恵、下條正巳 ほか
[昭和59年・松竹]
- 解説
- 正月映画の定番・男はつらいよシリーズ第33作。釧路で出会ったツッパリ娘「風子」の出会いから風光明媚なみちのくへの旅となる。寅さん恒例の失恋物語。
- ロケ地
- 盛岡城跡公園、上ノ橋界隈など
母
- 監督・脚本/松山善三
- 出演/吉村実子、未来貴子、佐藤 輝、村田雄浩 ほか
[昭和63年・松竹]
- 解説
- 父ちゃんの看病のため母ちゃんは子供たちの母親をやめてしまう。母であることを放棄した女性の生きる姿を描く。
- ロケ地
- 盛岡城跡公園、上ノ橋・中ノ橋界隈、仙北町北上川原など
(ハル)
- 監督・脚本/森田芳光
- 出演/深津絵里、内野聖陽 ほか
[平成8年・東宝]
- 解説
- パソコン通信で知り合った東京と岩手の男女。会うこともないまま本音を語り合う内に二人には恋が芽生えていく。
- ロケ地
- 東大通界隈、旧中三デパート、旭橋界隈など
オボエテイル
- 監督/明石知幸、芳田秀明、久保朝洋
- 原作/高橋克彦
- 出演/吉田日出子、香川照之 ほか
[平成17年・アリア]
- 解説
- 盛岡市在住の作家高橋克彦氏の直木賞作品「緋い記憶」を筆頭に3作品を、3人の監督がオール盛岡ロケで映像化したオムニバス形式の作品。
HOME 愛しの座敷わらし
- 監督/和泉聖治
- 原作/萩原 浩
- 出演/水谷 豊、安田成美、濱田龍臣、橋本 愛、草笛光子 ほか
[平成24年・東映]
- 解説
- 盛岡郊外の古民家を舞台に引っ越してきた一家5人が、不思議な座敷わらしとの出会いを通じて自身を見つめなおし、家族の絆が再生していく様子を描く。「本当の幸せ」とは何かを描いた作品。
3月のライオン
- 監督/大友啓史
- 原作/羽海野チカ
- 出演/神木隆之介、有村架純、倉科カナ、清原果耶 ほか
[平成28年・東宝/アスミック・エース]
- 解説
- 盛岡市出身の大友啓史監督作品。盛岡市指定保護庭園である南昌荘での対局シーンや、主人公の桐山零が宿泊し決戦の前夜祭の舞台となった湯守ホテル大観では、多くの市民がエキストラとして参加した。
終わった人
- 監督/中田秀夫
- 原作/内館牧子
- 出演/舘 ひろし、黒木 瞳、広末涼子、臼田あさ美、今井 翼 ほか
[平成30年・東映]
- 解説
- 盛岡で開催された「みちのく国際ミステリー映画祭」で新人監督奨励賞を受賞したこともある中田秀夫監督が、盛岡に縁のある作家内館牧子氏のベストセラー小説を映画化。多くの市民がエキストラに参加した。
※各作品のロケ地情報については盛岡広域フィルムコミッションのホームページも合わせてご覧ください。